みなさんこんにちは、掛川中央自動車 Kです。
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今日のお車はこちら
メルセデスベンツ A170 (W169モデル)です。
同時期に発売されてBクラスと共に弊社でも多数販売させていただいているお車です。
ご依頼は「50km/H以上スピードが出ない」
試運転に出てみると、確かに走りが重くスピードの乗りも悪いです。
故障診断機 をつないでみたところこんな結果が
いくつかのコンピュータに故障メモリの入力があります。
注目したのは画面中央ESPユニットの「44AD 構成部品S9/1ストップランプスイッチを点検します」の文言。
ストップランプスイッチ、とはブレーキペダルを踏んだり離したりするときに作動するスイッチです。
診断機をつないだまま、ブレーキペダルを踏んでみると信号の出ていない接点があることが読み取れました。
これがストップランプスイッチ、ブレーキペダルの上あたりに付いています。
みなさんのお車にもかならず付いている大事な部品です。
金色に光る端子が4個みえますか?
2個はストップランプ(ブレーキランプ)点灯のためのもの
もう2個はエンジン、ATなどのコンピューターに送られる信号のためのもの
今回は左側の2個の信号不良でエンジンがふけあがらないという事例でした。
電子制御化がすすんだ現在の車、経験と勘も整備には必要ですが、診断機を使ったデータ取りで故障の原因を突き止めることも増えています。
そういった電気的な整備もお任せください!
掛川中央自動車 Kでした。